旅の記録

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台湾旅行1日目③ 台北101

二二八和平公園内を散策(見学)し終わったのが午後0時半過ぎ。お次は腹ごしらえということで、昼食を食べに台北101へと向かいました。

 
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台北101はMRT淡水信義線の「台北101/世貿駅」に直結しています。二二八紀念公園の最寄りである台大醫院駅は同じ淡水信義線なので、アクセスするには非常に便利です。

台大醫院駅は写真のように、地上階と地下のホームが天井で仕切られることなく吹き抜けとなっており、日本では見かけない新鮮な構造だと感じました。ちなみに下の写真右奥には、巨大な両手が指を絡ませ合っているオブジェがありました。台北では、駅構内にこのような謎のオブジェをよく見かけたような気がします……。

 

あとMRTの車両内について、空港から乗った時はネットに繋がらない焦りから全く周りを見る余裕がなかったので、ここで少し紹介したいと思います。

中の様子は日本とさほど変わりありませんが、中吊りの広告が無いのでその分日本よりは広々とした印象を受けました。あと中央に手すりのポールがあるのも印象的でした。座席はプラスチック製で、ロングシートクロスシートが併設されているような配置となっていました。

MRTに乗るときの注意点としては、まず車両内は飲食厳禁です。もし見つかったら7,500NT$(=27,750円)というかなり高い罰金を取られます。次に日本にもある優先座席(台湾語で「博愛座」)は、台湾ではお年寄りや妊婦さん、小さな子供以外は座らないのが暗黙の了解となっているので、対象じゃない人は座らないようにしましょう。日本だとお年寄りが来たらどけばいいっていう風潮ですが……。ただし、台湾では子供も優先座席の対象なので、小さな子供なら座っていても何も問題ないようです(近くにお年寄りがいても平然と座っていました)。

ついでに、台湾はMRTだけでなく乗り物全般の運賃が非常に安いです。今回も台大醫院駅から台北101/世貿駅まで6駅もあったのに、たった20NT$(=74円、ただし悠遊卡で20%割引された値段)ですからね。日本だと地下鉄は一駅で200円もしますから、驚異的に安くお手頃です。

 

台北101で昼食を取る

 

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というわけで台北101に到着しました。高さは何と509mもあり、竣工当時は「世界一高いビル」という称号を得た台湾のランドマーク的存在です。日本一高いビルがあべのハルカスの300mですから、台北101がいかにデカイ建物かということがよく分かります。建物前で写真を撮っても、頂上付近は全くカメラに収めることができません。


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中の様子はこんな感じ。1階はショッピングモールとなっており、飲食店はフードコート形式で大変賑わっています。ていうか、賑わい過ぎてて空いている席がほとんど見当たりません……。一人だったので何とか一人分の席は見付けることができましたが、さすが台北101。予想以上の混雑具合でした。

さて、台湾で初めてのご飯を何にしようかと色々物色してみた結果、洋食と和食の混合料理店?みたいなところに決めました。そこで注文したメニューがこれ。↓


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トンカツとオムライスとカレーとほうれん草を鉄板の上にいっしょくたにした感じ?の謎の定食。ていうかまず全然台湾っぽくないですが…、冒険するより味の担保の方を優先したということで。。お値段は200NT$(=740円)でした。

ちなみにこの定食が出されたとき、ライスが付いていないことに気が付いたので、英語が出来ないなりに「ライスを忘れていますよ」ということを伝えようとしたのですが、そうすると店員のおばちゃんから

「ワイズインサイド!!」

と少しきつめな口調で返されました(正確にいうと私がそのように聞こえた)。

ワイズ………??はて、ワイズとはwifeの複数形のことか?しかし何でこのタイミングでwifeというワードが??などと阿呆な私は一瞬呆気に取られていると、またおばちゃんが

「ワイズインサイド!!!!」

とさらに語気を強めてきました。というか、完全に怒っていました。そこで私、ようやくおばちゃんの言っている意味が理解できました。

ワイズじゃねえ、「“rice“ inside」だわ。卵の中にご飯は入っているから別にライスは付かない、という意味だったのね……。納得納得。。

それにしても、私のリスニング能力の無さには本当に我ながら呆れ返りました。このやり取りが食事中もずっと気になっていたので、正直味の方はあまり感じる余裕がありませんでした(笑)

もはや若干のトラウマ的な感じになったので、食べ終わったら他のお店や展望台には目もくれず、そそくさと台北101を後にしたのでした。

 

 

今回は短いですが、久しぶりの投稿ということもあり以上で……。

続く