旅の記録

旅ブログです。

20180621 西新井大師

押上を起点とし、主に埼玉県東部を縦断する東部伊勢崎線という路線があります。この路線の急行電車が停まる駅の一つに、東京足立区にある西新井駅という駅があります。この駅からは一本、大師(ダイシ)線という支線が謎に延びているのですが、この大師線というのが個人的に前から気になっていました。

調べてみると、大師線の停車駅は西新井駅を除くと僅かに一駅。その名も大師前駅です。大師前駅には、西新井大師という関東では三大師の一つに挙げられるほど有名なお寺があります。このお寺の参拝客のためだけにわざわざ鉄道が引かれているのですから、西新井大師というのは相当由緒あるお寺なのでしょう。この日はたまたま西新井駅を通過する用があったので、ついでに大師線に乗って西新井大師の方まで行ってみることにしました。

 

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西新井駅で電車を降り、大師線のホームへ乗り換えます。このとき、何とも珍しいことに、西新井駅の乗り換え通路にて改札を通り、ここで大師前駅下車時の運賃の支払いを済ませてしまいます。大師前駅無人駅で、改札機も券売機もないからということらしいのですが、こんなパターンは人生で初めての経験です。

大師前行きの電車は、写真のとおり二車両のワンマンカー。こういう形態の電車は、地方の方へ旅行したときに乗ることはありますが、東京都心でも乗る機会があるとは思ってもみませんでした。

 

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電車に乗り込み、目的地までは一駅なのであっという間に到着です。無人駅というのに、ホームはこのとおり圧倒的に広い。参拝客用に引かれた路線といっても、やはり東京23区内にあるので通勤・通学に利用される方も多いということなのでしょうか。

 

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改札はこのとおり、本当にありませんでした。一応柵みたいなものは付いていましたが。

 

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大師前駅の外観。お寺の最寄りの駅なのに、意外と現代チックな外観をしています。ただ、駅前の道路は門前町らしく、石畳で舗装されていましたね。この石畳を写真奥に沿って歩いていき、軒を連ねる出店の群れを抜けて行けば、西新井大師に到着します。

 

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南東にある門から西新井大師の中に入ります。中はさすが関東三大師のうちの一つらしく、かなり大規模なお寺だということが一目で感じられました。

 

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まずは入口近くにあったこちらの休憩所にて小休憩。目の前には池があり、日本の風流さを感じながら休むことができます。

 

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同じく近くにあった手水舎。水盤を四人の男が持ち上げている構図が面白かったので、思わず撮ってしまいました。

 

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境内中央にある本堂にも行ってみました。本堂の扉の前には今後のスケジュール表が掲げられていたのですが、それによるとどうやら本日は毎月21日の縁日の日だったそうです。なるほど、お寺の内外にたくさんの出店が出ていたのはそういうこと(たまたま)だったんですね。せっかくなので私も何か買おうかなと思ったのですが、ターゲットが若者向けではなかったからか、特にピンと来るものがありませんでした…。

 

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本堂を降り、時計回りに境内を一周してみることにします。こちらは四国八十八ヶ所霊場。基檀の周囲と底板の下に四国霊場高野山の砂が敷かれており、ここを回るだけで弘法大師からの御利益を得られるらしいです。何か前にも同じような都合のいい話を聞いたことがあるような気がしますが…。

 

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その奥にあった弘法大師の像。弘法大師=空海、なので○○大師とは空海と関係のあるお寺ということですね。ちなみにここの西新井大師というお寺の名前は通称で、正式名称は「總持寺(ソウジジ)」というらしいです。

 

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北東部に回るとまた池があり、こちらは橋が掛かっていたり小規模ながら滝が流れていたりして、実に風流な眺めでした。

 

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池の中には鯉がたくさん泳いでいました。近くにいた子供が餌をやると大量に集まってきて、その様子を遠目から見ると可愛らしい。しかし、近くから見ると多分、気持ち悪いんでしょうね。

 

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境内を一周し、最後に入口向かい側にあった庭園を見て終わりにしました。季節柄、菖蒲の花がたくさん咲いていて綺麗でした。

 

一時間程で西新井大師の観光を終えました。私はあまり寺社仏閣に興味が持てない人間なので、このような薄い内容となってしまいましたが…。規模はそれなりに大きいので、興味を持てる人なら楽しめる所だと思います。